ヤマト整骨院についての事、バイタルリアクトセラピーの研修や患者様へのアドバイスなどをご紹介します。
2014年10月07日
子供の治療の重要性
今回は子供の治療についてです。
以前、赤ちゃんがベビーマッサージ?かなんかわかりませんが無資格の女性の
施術者に首を捻られお亡くなりになってしまったという悲しいニュースがありました。
まだ骨もしっかりと形成されていない赤ちゃんになぜするのか?大人にすることも危険があり
難しいテクニックである頸椎の治療(ディバーシファイドテクニック スラストテクニック)をしていたことに
驚きと怒りを感じました。二度と聞きたくない怖いニュースです。
こどもは(とくに乳児、幼児)大人に比べるとあたまの比重が大きく首に負担が
かかりやすい時期です。尻餅や転んだりすることで頸椎、仙椎などに変形やロックをひき
起こす原因が作られます。それらを放置することにより、若いうちからの肩こり、腰痛、
若年性側弯症、頭痛持ちなどに進行していくことがあります。子供は神経が未発達の為に
痛がることは少ないですが、植物の茎が何かの外力で曲がると曲がって成長していくのと同じで
脊椎も正常なカーブに成長できないと思います。脊椎がしっかりしてないのは大黒柱が貧弱
な建物と同じで耐久性も弱く住宅機能もだんだん悪化し住みにくくなります。人間であれば
体がゆがんで関節の可動域は狭くなることにより機能性が落ち、変形、痛みにつながります。
転んだりぶつけたりするのは当たり前過ぎて親からみるとちょっとしたことと思いますが要は
大人のムチウチと同じなんです。
また昔に比べ最近の赤ちゃんは立ち上がりが早いと良く聞きます。十分なハイハイをしてこないと
脊椎カーブの基礎ができず、やはり弱い脊椎に成長します。
これを考えるとやはり歩行器などはなるべく避けた方が良いのではないかとおもいます。
私の親の世代のころのこどもは姿勢が良かったそうです。現在の子供たちは
姿勢が悪く、学力、運動能力、視力共に低下傾向にあります。
福岡県内のある保育園の先生方に園児の様子を伺ったところ、2~4歳児のクラス
の子供でも座っている時に足を組んだり、背もたれに寄り掛かったり、立っていても
やはり壁に寄り掛かったり、すぐへたり込んで座ってしまう子が多くみられるそうです。
先生方も「立つのがきついのか?」と不安になることもあるそうです。
また寝る時間が遅く朝起きれずにグズって朝食も取れないなど生活のリズムが崩れて
いる子も以前より増えているようだとの意見もありました。
確かに来院する子供さんも猫背で覇気がない子が多い気がします。(たまたまかもしれま
せんが..)
医学者スキャモンの成長曲線によると神経組織の成長は出生直後から急激に発育
し、4~5歳までに成人の80パーセント、10歳で90パーセントにも達します。
12歳までは一生に一度だけ訪れる重要な神経発達の時期でゴールデンエイジと呼
ばれています。それ以降は神経の成長は止まっていきます。
言い換えると、小学校高学年までの時期のケガ(ケガと思ってないものも含む)を放置
すると神経発達が阻害され、将来的に多大な悪影響を及ぼすともいえます。
当院で行っているバイタルリアクトでは独自の検査、施術により小さいお子さんでも
安全に施術を行うことができます。
姿勢が良くなりたい!元気になりたい! そんな患者さんのお役にたてる施術法です!
一緒にがんばって治して行きましょう。
最後まで読んでくれた方ありがとうございます。