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院長コラム

ヤマト整骨院についての事、バイタルリアクトセラピーの研修や患者様へのアドバイスなどをご紹介します。

2013年02月14日

脊椎カーブの意義

当院での治療は脊椎の構造を重要視しております。

脊椎は横からみると

頸椎 胸椎 腰椎 仙椎とカーブしてます。

全体的にS状してますね。

生理的湾曲ともいいます。 

 

なぜカーブを形成しているのでしょうか?

 

カーブがあるよりまっすぐの方が安定している気がしますよね。

しかし人間は常に外力にさらされて生活しています。

 上からの重力(頭の重さ) 下から(足)の衝撃 横からの外力など。

 

脊椎のカーブは全体でクッションの役目をしており外力を逃がすため

存在しています。 

 

まっすぐな柱の抗力を1とすると湾曲した柱の抗力はその数の

2乗に1を加えたものに比例するそうです。

3つの柔軟なカーブが存在する柱はまっすぐな柱の抗力の

10倍!にもなるそうです。

 

何も外力を受けない構造物であればまっすぐで十分ですが、

ヒトは動く構造物ですので動くためにはカーブが必要になります。

 

そんな背骨の中で一番負担がかかるのは、首の骨です。

 

カーブが壊されるキッカケになる外傷をカイロプラクティックでは

サブラクセーションといいます。

ムチ打ちなどでおきます。

 

症状のみを取ろうとしても原因(サブラクセーション)が改善しなければ、

将来的に動きやすい(生活しやすい)体は獲得しにくいです。

 

ずは構造から(脊椎)変化させていくことで脊椎から出てる

神経の根元の圧迫の解消を目指しましょう。

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